
2020.11.22『音の和コンサート~麒麟がくる~』~音の和 Part Ⅲ ②~
5.津軽じょんから物語
~津軽よされ節~雪~津軽じょんから節曲弾き~新節~
津軽の民謡と言えば「津軽じょんから節」。これから始まるのは
里奏会特別バージョンの「津軽じょんから物語」!津軽三味線と
和太鼓と演舞とのコラボでお届けいたします!
時代は戦国の世。慶長2年2月。現在の青森県黒石市にあった浅瀬石城の
城主千徳政氏が津軽為信の謀略により滅ばされ落城した。城下にあった
千徳氏の菩提樹も荒らされ、その寺の僧侶常縁和尚も絶体絶命の状況に
追い詰められ、ついに浅瀬石川に身を投じた。この悲劇を村人が唄ったのが
じょんから節の始まりである。常縁和尚が身を投じた川原「じょうえんかわら」
「じょえんかわら」が「じょんから」となり、その口説き節「津軽じょんから節」
として、その悲しい歴史が語り継がれてきた。
怨念太鼓

津軽為信の謀略を恨み、為信がこれ以上攻めてこないようにと祈る和尚の
こころの内を表現する「怨念太鼓!」…石川県輪島市に伝わる御陣乗太鼓を
イメージして、和太鼓和道の波多野さんに創作してもらいました!
常縁和尚は、団則倫さんにお願いして、迫真の演技を披露してもらいました!

津軽よされ節

浅瀬石城の城主千徳政氏を追い詰めた津軽為信は、勝利を目前に剣舞を舞う!
雪~津軽じょんから節曲弾き~新節~

千徳家の位牌を守ろうと、位牌を背負って逃げようとしている常縁和尚。

それを見つけた津軽為信は、和尚を追い詰める!


何とか逃げようとするが、どんどんと追い詰められ、
とうとう崖から浅瀬石川に飛び込む。

「ハ~アア~ア~ 時は辻堂 常縁和尚~
先祖代々位牌を背負い 高い崖から濁流めがけ~~」
浅野裕子さんの素晴らしい唄声で語ってもらいました!

「ハ~アア~ア~ 村の人たち手厚く葬り~
盆の供養を済ませたあとで 昔偲んで じょんから節よ~」

最後のステージには、常縁和尚が、早変わりで山伏姿になって再登場!
村人たちに手厚く葬られ成仏した和尚の感謝の舞!棒舞!素晴らしかったです!!!
晴れやかな笑顔で最後の一幕を飾ってくださりありがとうございました~!










鈴木先生が自前の大漁旗を振って、盛り上げてくださいました!

大漁旗も潮風に乗って、最後には、3段目に上がって大漁!大漁!








































とても美しい篠笛の伴奏・間奏を入れてもらい、皆さん揃って演奏できました!









なぜか?写真がありません~。きっと可愛すぎて見とれてしまって、

拡大版を作ってみました!! 可愛い子どもたちがハネトの踊りを踊ってます!!



















