2017.7.8~9 『勝山・鮎釣り♪コンサート♪&合宿♪』~その3~
藤さん達は、敦賀の魚市場に寄って行くとのことで、お別れのご挨拶をして、
里奏会一行は、1300年の歴史ある国史跡「白山平泉寺」へ車を走らせました。
養老元年(717年)に越前の僧泰澄によって開かれたそうです。
白山国立公園内にあり、苔寺としてもその名が知られています。
白山神社までの長い参道を歩いて登り、良い汗をかきました。
参道まで長いのには理由があるようです。本社の神様に会うまでに
邪念を捨て清い心になるように、その道のりを隔てているそうです。
丁度、居合わせたボランティアガイドさんの説明を聞きながら同行。
珍しい龍の木彫刻や子連れ獅子の石彫刻、雪を除けるための柵もなるほど。
本社に参拝し、里奏会のメンバーもぶらぶらとお喋りをしながら
境内を一巡りしました。ガイドさんについて行くと、その奥には
三の宮と楠木正成の墓もあるそうですが、奥には行かずに下に
降りていきました。
細い道を下ると、そこには仇討ちを相談した談合場所がありました。
そこから更に裏の方に上っていくと、最近の発掘調査で発見された
石畳道や僧侶の住居跡があり、戦国時代には48社36堂と6千もの坊院が
建ち並び、僧兵は8千を数えたとの説明書がありました。
石畳道はかなり長く、ずっと先まで歩いて行くことも出来ましたが、
蒸し暑いのと坂道なので、もう歩けないという人もいて、この辺りで
引き返すことにしました。途中の道にあったマンホールには恐竜の足跡。
入り口まで降りてくると「まほろば~白山平泉寺歴史探遊館」があり
発掘調査で出土した遺物の展示品や色々な解説コーナーを観て帰りました。
私はお土産に果肉植物が植えてある恐竜の置物を3つも買ってしまいました。
ちょうどランチタイムになりました~。もちろんお昼はお蕎麦です!
でもその前に、勝山城博物館の下にある休憩所で、美味しいソフトクリームが
あるという情報を聞きつけて、食前の?デザートを楽しみました~。
あじさいの花がみごとに咲いていました。
お蕎麦が美味しい店を探し求めて、ようやくたどり着いたのが13時過ぎ。
名物おろし蕎麦と天ぷらを美味しくいただきました。
勝山にはまだまだ訪れたい場所が沢山あります。越前大仏は大師山清大寺と
五重塔を車中から拝観させていただきました。恐竜博物館や一乗谷、永平寺まで
足を伸ばしたいところでしたが、今回は時間の都合で、残念ながら帰路につきました。